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2006年09月01日

現場の声

今日はY店長と話す機会がありました。

自分は現場に行く事が少ないので、久しぶりに生の声を聞きました。

Y店長は本当に頑張っていて、そして結果を出している店長です。その店長から、現状の厳しい報告を受けました。

「数々の問題があること。」

「そして、その問題の先延ばしをしているという事。」

会社に期待して、我慢して休日もろくに取らず、自分の出来る事を、一生懸命頑張っていた店長。

頑張ったけど変わらない。

社長として、社員に「先」を見せてあげることが出来ていない現状がありました。


私は、我慢することと耐える事は違うと思います。

「先」に何かがあってこそ耐える事ができる。

「先」が見えずただその場を乗り切ることは我慢することでしかない。

「先」のビジョンを伝え、共有をする事ができていない自分の力の無さ、弱さを感じました。


現場の声はすべて正しいです。事実です。それを受け止めることは絶対です。

しかし、判断するには全社的視点が必要です。
一部に目線が偏って片方をないがしろにする事はできません。

そして決断するには将来を見た上でなければ決断できません。
今だけを見るなら、それでいい事があっても、1年後、5年後を見た時には変わります。


現場の声を真摯に受け止めることの大切さ

情報を共有することの大切さ

「先」のビジョンを伝えることの大切さ

しっかりと考えます。



何か問題があった時、今 頑張れ、と言う事は簡単です。

しかしその先には「私がなんとかする」という暗黙の意思がなければいけません。

「頑張れ」という言葉の裏には自分に対する大きな責任が伴います。

そうでなければ部下がただ延々と我慢することになってしまいます。

その場は解決しても根本的な問題の先延ばしになってしまいます。

「情」や「理屈」でその場その場はしのげても、根本的な問題解決が出来なければその能力の無さに、いつかは最後には社員は離れていくでしょう。


時間が無いなどは言い訳です。自分に時間をつくる能力が無いだけです。

自分で時間をつくり、そこで抜本的な新しい改革を常に取り組んでいかなければいけません。


「できる」か「できないか」ではない。


出来ない言い訳はいくらでも出てきます。


「やる」か「やらないか」


「先」を見て、真の問題に目を向け、常に新しい改革に取り組む事の大切さ。


今は苦しくても。 

必ず改善する事。 

私の責任です。


きっちり心に留めて行動することを誓いました。







alumbaliは最後の工事が遅れています。ICON46

OPENは4日になりそうです。

現場の声


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Posted by 近藤展幸 at 00:24│Comments(0)経営日記
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