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2006年07月31日

幾松にて

先日 床でお食事させていただけるという事で料亭旅館『幾松』というお店に行ってきました。face01

幾松にて


“幾松”さんと言えば…明治維新の政治家 木戸孝允さん、つまり桂小五郎さんの夫人の名前です。

桂小五郎さんと幾松さんの馴れ初めやエピソード、新撰組に踏み込まれた時に逃げる裏階段…お店のご主人様に興味深いお話を伺うことができました。

幾松にて 幾松にて


部屋の天井は紐を引けば石と一緒に落ちてくるように出来ています。


何のために?

それは・・・万一敵に斬られるような事があれば、敵と一緒に心中できて、自害できるように作られているそうです。

毛利の殿の顔に泥を塗るわけにはいかない・・・

武士たちのそんな想いがあったようです。



また、目の前には、幾松さんが小五郎さんをかくまったと言われる衣裳箱がありました。

新撰組が斬り込んで来た時、幾松さんは、小五郎さんを衣装箱に隠れさせ、その前で三味線を弾いていた。

「衣装箱をあけて、もし誰もいなければ、あなたは私に恥をかかせたことになる。切腹する覚悟がなければあけてはなりません」

近藤勇はその衣装箱に誰かが隠れていることがわかっていたが、その幾松さんの必死の姿勢に打たれたのか・・衣装箱をあけることはなく、引き返したそうです。



「武士道精神」ともいうのでしょうか。



自分以外の何人かに「命」をかけることができる強さ。



損得でははかれないプライドや仁義。



今の日本、特に日本の若者にに欠けている気がします。


自分の生き方に誇りをもって生きていきたいと思います。

幾松にて


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Posted by 近藤展幸 at 16:23│Comments(0)イベント
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