プラス思考

近藤展幸

2006年11月07日 15:28

経営者にはプラス思考が大切だと一般的に言われます。

私はプラス思考なのか?


考えます・・・

確かに・・少々大変な事が起こっても、何とかなると考えています。


何かあってもそういう風にとれるのはなぜか?

もしかしたら、それは気が弱いから・・なのかもしれません。

気が弱いからこそ、最悪の事態を常に想定してしまいます。


同業他社が近くにできたらどうしよう・・

キャッシュが回らなくなったらどうしよう・・・

会社が潰れたら・・・


いつもびくびくしています。


ちょっとした社員のしぐさや目線から、最悪の事態まで考えてしまいます。

ふとしたインターネットの情報が原因で、不安で眠れなくなる日もあります。


もしかしたらすごくマイナス思考なのかもしれません。


私は、最悪の場合に起こりうる事態を受け入れることはしています。

私は、もしも全て失ったとしても受け入れて生きていく覚悟はあります。

しかし、家族や社員には絶対に迷惑をかけることはできません。


だからこそ、常に何重ものリスクヘッジを考えています。


「こうなったらこうしよう、それでもダメならこの手を打とう。」


だから、ちょっとした事が起こっても、想定内。

逆に大きな心で、勉強だな、ととらえる事ができるのかもしれません。


プラス思考は、楽観的思考とは似て非なるものだと思います。


楽観的であれば危機管理はしませんから。



プラス思考とは究極のマイナス思考から生じるのかも・・・



あらゆる事が起こることを想定してプラス思考で経営に取り組んでいきます。



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