あの頃 ③

近藤展幸

2007年06月01日 02:00

日々深夜までミーティングが続きます。

今日は車中で十年来の親友と昔話で盛り上がりました。


「あの頃は俺たちバカだったよな。」


資金を得るため、プライドを捨てて誰構わずお金を貸してほしいと頼みに行った事がありました。

その親友は親に頼みにいってが家から勘当されていました。

長者番付を片っ端から調べて電話してお金を集めようと動いていた事もありました。

宣伝してほしいがために京橋の読売テレビに飛び込み、その時提出したサークル概要に会社でも無いのに取締役なんて書いて笑われた事を思い出します。

結束を固めるために血判状なんかをを作った時もありました・・・・・。


今となれば笑い話ですが、あの時は本気でした。

自分勝手に仮説を立てて可能性が1%でもあれば信じて動いていました。


「あの頃の仲間はどうしてるんやろ・・」


学生時代、夢を追いかけたたくさんの仲間がいた事。

そしてその仲間の中でも成功して第一線で活躍している仲間がいます。

成功している仲間の話をしていて、共通するコトがあります。


それは、彼らはどんな状況でも逃げなかった事です。


日々様々な問題が起こる中、彼らは絶対に人のせいにはしませんでした。

一番嫌なお金の問題においてもそれぞれが責任を取ってきました。

各々自分の信念と筋は必ず通してきました。


あれから10年。


そんな仲間達はそれぞれが自分の道を進んでいます。

あの頃はただの若さと熱き想いしかありませんでしたが、今はそれぞれの想いを実現され社会の第一線で活躍しています。

そんな仲間と出会う度、昔を思い出し今の自分に恥ずかしくなります。


日々の問題を誰かがしてくれるだろと傍観している自分がいました。

年をとった結果、常識が行動の足かせになっている自分がいました。


「逃げない事」

「常識に縛られない事」



あの頃を思い出して熱く走ります。





油絵やっと二つ目描けました

次は自然画に挑戦します




関連記事