問題の把握③

近藤展幸

2006年10月15日 02:06

昨日は、問題を把握する時に、人から聞くと誤解が多々あると書きました。

人から聞いた問題を、そのまま鵜呑みにしていたのでは本質を見過ごしてしまいます。


第一に私が気をつけていることは、必ず当事者、担当者から聞くことです。

又聞きをすると、その時の印象や雰囲気で事実が歪められることがあります。


次に大切なことですが、当事者は自分の言いたい事を伝えたいあまり感情的になっている時があります。

「めっちゃ大変」 「すごく」 「いつも」 というように形容詞を多発します。

その時は具体的に、「何回?」 「どれくらい?」 という風に、できるだけ数字で具体的に聞きます。


よく聞く言葉で、 「みんな言っているのですが」 という言葉を聴きますが、私は嫌いな言葉です。

事実が相当歪められていると思います。

誰が言っているのか?明確に聴くようにしています。


客観的に聞いて、見て、書く。 


そして最後はやはり自責化することが大切です。


「そうか、彼が悪いな。」 と終わらせてしまえば何の解決策もでてきません。


そこには組織の発展もあり得ません。



部下ができないのは部下が悪いのではなく、私の教育が悪いのです。







なつかしい亀岡店スタッフの集合写真。

3年くらい前だと思います。

亀岡店OPENは今でも忘れない1999年3月7日。

最初の店舗です。

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