原因と結果の法則2

近藤展幸

2006年10月07日 13:51

原因と結果の法則2という本を久しぶりに読み直しました。





昔の事を思い出しました。

もし私が10年前にこの本を手にしていたなら、ただの宗教的な本だと見ていたと思います。


読み終わり、幸せとはいったい何なのか考えさせられました。



お金持ちになりたい、自分の事しか考えず、常に後ろめたい気持ちをどこかに持って、それを覆い隠すように、将来が不安でただがむしゃらに走った時代がありました。


幸せをつかもうと手を伸ばして背伸びしていた自分がいました。


問題を人のせいにして、現実逃避をして、周りに期待していました。



21歳の時、事業に失敗して落ちていきました。

その結果、周りの人間関係が変わりました。


周りの人は自分の鏡だと言います。


周りの人に変わってほしければ自分が変わらなければいけないんですね。



事業を再興しお金や地位がある程度手に入りました。

しかしそしたら次はこの生活がなくなることに不安になりました。

法律が変わったらどうしよう、会社がつぶれたらどうしよう・・・将来に対しての不安がありました。


それは自分自身の絶対の正義がなかったからです。


それこそは「理念」であり、「理想」ではなく「想い」です。



今、私にとって夢とは周りに応えることだと信じています。

自分が周りに対して何が出来るのかを考えます。

そう考えるようになったら逆に自分の内側に目がいきました。


幸せとは自分の中にあって、自分の中を見つめていれば、自然に昔手に入らなかった物がいつのまにか身近にありました。


問題も自分の行動に落とし込めるようになりました。


しかし、周囲を気にしている自分がまだいます。


まだまだ子供な自分がいます。



こころとからだの関係は切り離せない事も再確認できました。


心が健康な人は笑顔が素敵です。




最近自分が死ぬときどのように死にたいのかを考えることがあります。

自分の残り時間がどれだけかわかったとき何をしたいか考えます。

世界をすべて周りたいとか、事業を大きくしたいとか、こんな物がほしいとか、いろいろあります。



でも、もし残りわずかとわかった時自分は、周りの人たちに感謝の気持ちを伝えに行きます。




家族、友達、先生、後輩・・それこそが私の人生の幸せなのかなと思います。




それならばそのことを大切にしていきたいと思います。





読書をすると「こころ」が元気になります。

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