先生
自分が迷った時誰に相談するのかなって、ふと思います。
思い起こしてみると自分の先生の顔がなかなか思い浮かばない。
小、中、高、大と特に印象に残る先生はいなかった。
学生時代、先生に助けを求めた時に知らない顔をされた事があり、自分のトラウマになっていた。
それ以来、ひきこもりがちになった自分がいた。
大学時代、イベント活動を行っていた頃、信頼していろいろ教えてくれていた大人に最後は裏切られた。
先生はいなかったのか?
自分にとって先生とはなんなのか?
学生時代、事業に失敗してアルバイトを始めた頃から、自分が少しづつ変わる事ができた。
そして、たくさんの人が協力してくれるようになった。
自分が道に迷ったとき道を指し示してくれる、相談できる先輩、大人も増えた。
事業に失敗した時、唯一一緒に残り、助けてくれた親友が、アメリカで経営学を勉強し、仕事においての道しるべとなってくれていた。
今思えば、自分の周りの人、すべてが先生なのかしれない。
私が出会えた人との「かかわり」があって、そして今の自分がいる。
そしてなにより、自分の本当の先生は本当に身近にいる、父と、母で、ある事に気づいた。
家族のために耐える精神、自分のすべてを賭けてまで護る愛情。
気づかなかっただけ。
背中で語ってくれた最高の先生だった。
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