想い

近藤展幸

2006年09月28日 03:22

昨日は必要な能力について書きました。

立場により必要な能力は変わります。

能力も大切ですが、管理者にとってそれ以上に大切なのは、まず部下に信頼されること。


そのためには何が大切なのか日々考えます。


部下に頼られるためにはまず、自分自身が強い想いを持つことが大切だと思います。

将来どのようなお店、会社を作りたいのか。

自分が何を一番大切にしているのか。

それを日々考え続ける事で、自分のお店、会社に対しての想いが明確になってきます。

そしてその想いが自信に変わり、自信にあふれた「言動」が伴ってきます。

そんな人に、人は憧れ、信頼してついてくるのではないでしょうか。



また、自分の理想イメージを追及し続けることにより、将来のビジョンが浮かんできます。

そしてそのビジョン、将来を部下に見せてあげることができます。

今、自分や部下が行っていることが将来、何に繋がっていくのか。


部下は上司よりも先の未来を見ることができません。


常に将来を見て、そこに部下を導いてあげることが大切です。




そして、想いを追求すれば、それは信念に変わり、同時に覚悟が伴います。

部下に厳しさをもって接することができます。

厳しさは愛情です。

信念を持って、相手の事を本当に考えるからこそ厳しいことを言えます。




能力を磨く事は大切です。


しかし同時に想いを追求する事がもっと大切。


話がうまいとか頭の回転が速いとかは単なるスキルでしかありません。


まずは、会社、お店の将来に対して確固たる信念を持つこと。


その信念があって初めて、様々な不安から開放され、ぶれない自分が確立される。




心・技・体




すべて大切ですが、私は、まずからだと思います。



どんな切れる名刀を持ってしても、それを扱える心なくして使い切れない。




想いが信念に。





そして信念が動機へ。





最後は自己実現に繋がります。





ローターアクト会長をしていた時のクラブテーマは「想い」でした。

今日ホテルオークスの前を通った時、懐かしい気持ちになりました。





ロータリークラブ入会を辞退させていただくという形になりました。

お世話になった方々、本当にありがとうございました。

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