捨てることは得ること

近藤展幸

2007年05月03日 07:20

日々自分はこのままではいけないと感じます。

でも自分を変える事はすごく難しく、つらい事です。

きっかけ無く、自分と向き合う覚悟はなかなか持てません。

落ち込んでいる時だからこそ、とことん自分と向き合います。


「自分はどうすれば変われるのか?」・・・

今、信じていることは 「今の自分を捨てる事」 が 「新しい自分を見つける事」につながるという事。


自分を捨てることってなんなんでしょうか。

人それぞれ、自分というものがあって、自分の大きさがあると思います。

「器」 とかそういったものなのかもしれません。

「器」 は、すぐには大きくはならないもので、また、自分の 「器」 はいつもいっぱいいっぱいです。

新しい自分に出会うためには、今の自分の一部を捨てなければいけないと思います。


過去、自分の 「器」 を大きくせずして新しい物を追い続けた結果、いつの間にか違う何かを失っていました。

その失った何かは私の本当に大切にすべき人や物事だったのかもしれません。


自分の 「器量」 を考えた事はありませんでした。

外ばかり見て、何かを得るために無理して手を伸ばしている自分がいました。


自分の 「器」 を広げること、そして常に自分の「器」を見つめ続けること。

自分が正々堂々と自信を持って生きている感覚を持って、足元をしっかりと見据えて歩くこと。

それが分相応で生きるということ、不安なく生きることであり、もしかすると幸せのひとつの形なのかもしれません。


今の時期、身の回りに起こる様々な事象が自分に変革を迫ります。


自分の小さな 「器」 を整理して、大切にすべき物事を中心におきます。

そのためには、今まで自分が作ってきたものを一度失う事もあるでしょう。

でも信じています。


何かを失うと何かが手に入る事を。


「器」 は自分で測ることはできません。

それを教えてくれるのは、関わっている周りの人達だと思います。

自分が変われたかどうかは周りの人のみが評価します。


大切にすべきものを大切にして日々生きることの大切さ。

自己内観を通して再確認します。







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