経営者の仕事 危機管理①

近藤展幸

2007年03月06日 04:51

昨日は事務所に引きこもり状態・・・そうです。毎月やってくる〆日です。

この文章何度も書いた気がします。



パソコンでキャッシュフローの計算をしながら、ふと経営者の仕事って何かなって考えました。

資金繰り以外にも、ビジョンを創造し浸透させる事、危機管理・・・・・・

たくさんありますが、まず危機管理について考えてみます。

経営環境は不安定なものです。絶対という言葉はありえません。

何かあった時のフォロー、リスク回避をいかに出来るかが経営者としては大切な仕事です。

法律が変わることもあれば、某社のように急に牛肉が輸入できなくなったり・・・・

私自身、事故に逢うこともありえない話ではありません。


確かにありえないレベルの事はなかなか考えにくいです。

例えば隕石が降って来てお店が潰れたらどうしよう・・とか


でも誰も助けてはくれません。

だからこそ私は、考えつくレベルの全ての事は起こりうる事だと信じ、そして同時に対策は必ずあると信じています。

「何か変やな、しっくり来ない」

そんな時はとことんあらゆる可能性を検証します。

また、ちょっとしたミスでも見逃しませんし、同じ事が起こらないように徹底させます。

自分の事ならなおさらです。

日々、日記で自己内観を行い、行動パターンを決めるまで遊びにはいきません。

現実逃避をしても楽しく遊べないので。


そして、昔のブログでも書きましたが、現状で問題がないと捉えるのは理想がないという事です。

問題のない安定した状態が続くと考えるいうことは、問題を把握できていないか、新しい問題を形成できていない状態です。

周囲は変化していきますので、自分だけいつの間にか取り残されてしまいます。

経営者として理想を高く掲げるからこそ問題意識が芽生え、危機感が醸成されます。


私にとっての危機管理とは・・

あらゆるリスクを想定して対策を講じること。

現状を良いとは捉えずに、過去と同じでも、理想を持って新しい問題を形成すること。

同じ失敗をしないようにすること。


といった感じでしょうか。

続きは次のブログで・・・・・おやすみなさい。





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