クレド朝礼

近藤展幸

2007年02月09日 21:35

店長会議にて、クレド朝礼を徹底して行うよう指示がありました。

「クレド」とは「信条」。

会社が一番大切にしている考え方です。

クレド朝礼とは、そのクレドを朝礼で読み上げ、ひとつの項目について話し合う機会です。

クレド朝礼・・・緊急な物事に比べて後回しにしてしまいがちな決まりごと。

なかなか具体的な効果が見えにくいクレド朝礼。

しかし実際、毎日きっちりとクレド朝礼を実施している部門は他の事もきっちりとしています。

クレド朝礼が出来ている店舗は接客力も高いです。

知り合いの経営者と話をしていても、企業理念等が浸透している会社は、いい会社だなあ。

そんな会社は大丈夫だろう。なんて言います。

逆に、そういう事が出来ていない会社はヤバイなあ、色々問題もあるだろう。なんて事も。

組織が安定しているかしていないかという判断はある程度できます。


クレド浸透。


個人の価値観はそれぞれ違います。

何もしなければ、バラバラになります。

ひどい場合、自分の事しか考えなくなり、最低限の業務しか行わなくなります。

クレドが浸透している店舗は意思が統一され、協力体制が構築されている状態です。


個人の行動力を掛け合わせ、大きな組織的行動力に変えることが組織として大切な事。

会社の外部環境が大幅に変化した時など、何かあった時に対応するスピードも早いです。

クレドが浸透していて、朝礼がきっちりと行えている部門は、会社に対する不満は少なく、社員が生き生きと働けている状況が多いです。


経営者として、大切にしている考え方を伝える事は仕事。


「社長、また同じ事言ってはるわ」 と言ってもらえるくらい伝え続けます。





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