~AIDS撲滅宣言~②

近藤展幸

2006年11月27日 06:11

ゲストの山田耕平氏の講演を聞いて、感心しました。

山田氏は、青年海外協力隊として南部中央アフリカのマラウイ共和国で村落開発普及員として活躍され、その後現地で様々な活動をする中で、AIDSで亡くなって行く人々を目の当たりにし、自分たちが直面している問題だと認識され、その想いを歌にして伝えておられました。

何故歌なのかというと、マラウイではテレビもそこまで普及しておらず、遊び場所も無い中で、歌や踊りが生活の一部となっているそうです。

そのような中で、歌を通して伝えれば伝わるのではないか?、そう考えて、自分が作詞した歌を、プロのミュージシャンに飛び込みでお願いして作曲してもらい、自力で現地のテレビ局やラジオ局へ飛込みCD化。

マラウイではヒットチャート一位に輝いたそうです。今では日本においてもCDを販売されています。


http://mora.jp/package/80307744/ESCL02859/









彼の講演を聞き、私は経営者として彼から学ぶ事がたくさんありました。


強い使命感を持って取り組んでいるところ。

そして行動力。自分を信じ、出来る出来ないではなく、一見無茶だと思われる行動に出るところ。


私も19歳の時、若い人間に何かを伝えるため、イベントを媒体として考えていた時がありました。

私が伝えるより、楽しい空間を通して、芸能人に伝えてもらったほうがわかりやすいし浸透する、そう考え、大阪城野外音楽堂で学生の仲間と一大イベントを企画した事があります。

また、社会の事が何もわからないのに、知り合いを辿り、読売テレビに飛び込み、イベントをサポートしてほしいと、身分もわきまえず、お願いしにいった事もありました。

その頃の企画書には、会社でもないのに代表取締役なんて書いていて、笑われた時を思い出します。



山田さんは社会からエイズを無くしたい、という強い想いを持って今日も熱く講演されていました。

年齢は27歳。 私より4つも年下です。

こういう熱い想いを持って頑張る若い人がたくさん世に出てくればわくわくします。


これからも頑張ってほしいと心から思います。


私も経営者として、企業理念をまっとうするため頑張ろう、と刺激を受けました。





個人的には、じんべえを着て、「侍」といっているところが好きですね。




関連記事