裁かれました

近藤展幸

2006年11月23日 03:36

今日は商工会議所青年部主催のワークショップがありました。
 

テーマは 「今宵、あなたが裁かれる!?」





80名近い傍聴者のいる中、原告である社員が社長に対して訴状を読み上げます。

それに対して被告の社長が弁明するという構図。


勇気ある五社が参加されました。

それぞれの会社、様々な訴状内容。


「社長の顔が怖い。」


「思いつきでものを言わないでほしい。」


「ビジョンが伝わらない。」


「会社が大きくなって私たちがどうなるのか?」


「言ってる事とやっている事が違う」・・・などなど



それぞれの会社の社長と社員との白熱したやりとりが行われ、最後に裁判長より判決が言い渡されます。

とりあえず当然の事ながら、リアルな内容でした。

同じ経営者として胸が痛くなりました。




自分は五人目。最後の番です。

当社からは現場マネージャーが参加。

厳しい意見をいただきました。


言動一致をきっちりとしてほしいという事。


私なりにも反論しましたが・・・・


判決は・・・・・・・・・・・・



「死刑」



ショックでした。


しかし、部下に言われた事は部下にとって正しいこと。

真摯に受け止めます。




今回のワークショップを通して感じたことは多々ありますが、ひとつはっきり言える事は、どの会社で挙げられた訴状の内容もコミュニケーション不足の問題があるということ。


最後はやはりコミュニケーションが大切なんだな、と心から痛感させられました。




その後マネージャーと二人で話しあいました。


社長として、自分の気持ちや方向性の変化、言葉の底にある想いをリアルタイムにその都度伝えていかなければいけないということ。


とことん向き合って同じ結論を導き出せるまで絶対あきらめないということ。


これからはもっと心から話し合える環境を自分から作っていきます。




貞観政要の5つの条件。


残りの3つ。


条件2 まず、我が身を正す


条件4 自己コントロールに徹する


条件5 態度は謙虚、言葉は慎重




全然出来ていません。



今の自分の心に刺さります。



ひとつづつひとつづつ、自分と向き合って改善し、成長していきます。



そして、まだまだ至らない自分に、勇気を持って意見してくれた部下に感謝します。













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