顧客の立場で

近藤展幸

2007年05月16日 06:28

「顧客のために」 という言葉を禁止している会社があるそうです。


「顧客のために」 ではなく 「顧客の立場で」


決定的な違いは、顧客のためにと考えるときは自分の経験をもとに顧客はこういうものだという決めつけをするが、顧客の立場で考えるときは自分の経験をいったん否定しなければならないという事・・・。

深い言葉です・・・


経営視点で考えている時、顧客視点から離れる時があります。

利益を優先したり、社員の立場を優先したり・・

もちろん、全て大切な基準です。

ある意味矛盾とも思える三角関係。

全てをバランスよく向上していき、そのトライアングルを拡大することこそが企業経営の原点なのかもしれません。


当社は 「お客様中心主義」 を掲げています。

第一・第二と順位はつけれません。

お客様が存在しなければ当社は存在しえない。

そう考えるからこそ、中心におくべきだと考えています。


そして利益は必要不可欠なものだと考え、社員の自己実現こそが企業理念であり、私自身の夢でもあります。


「顧客満足」 「利益創出」 「社員の生活」


全て比較できるものではないと考えています。

改めて考えさせられました。


「顧客の立場で」


顧客が求めるものは日々変化していきます。

自分が顧客として定期的に自社の店舗に行き、純粋に感じた気持ちを大切にします。

そして変革の勇気を持って新しいサービスを日々創造していきます。


今日は月一回の店長研修。

頑張ってきます。



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