見えない努力と評価

近藤展幸

2007年05月08日 21:10

マニュアルや規定でははかれない評価はたくさんあります。


昔はみんなの気持ちだけで走ってきました。

しかし、組織が階層化し、店舗が増えてくるにつれそうはいきません。

私とのコミュニケーションも薄くなり、気持ちも現場まで伝わりにくくなってきます。

だからこそ、会社としての基準を紙面化して文字で伝えていく事が大切です。

組織が拡大するにつれ、新しい決まりごとが増えてきました。

でも・・・現場に行ったり、社員同士の話を聞いていて日々感じる事があります。


夜遅くまで頑張っている店長

朝早くから研修しに来ているスタッフ

休みを削って勉強している幹部


たくさんの社員が、評価に直接繋がらないところで頑張っています。

現状の、数字や評価システムなどでは、はかれない評価がたくさんあります。


そういったものを大切にしていかなければいけないと日々感じます。


「こう決まっているから、こうなんだ。」


そんな文句だけでは人には気持ちは伝わりません。

決まりはただの判断基準です。

その時その時に我々が作ったひとつのカタチでしかありません。

その原点となる考えや、今の会社の現状があってこその仕組みです。

そしてその大切にする考えや会社の現状は日々変化します。


決まりや仕組みにただ頼るようになれば、経営者として私は失格です。


常に新しい仕組みを創造していく事。


決まりではかることの出来ない 「見えない努力」 を評価できる会社にします。




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