できない理由とできる方法
最近二つの工事事業者と話し合いがありました。
1度目の業者は何かをお願いすると、何を言ってもまず話を聞いてくれます。
「持ってかえって検討します。なんとかやります。」
NOという言葉は余程の要望でなければ言いません。
そして後日、「このようにすればできるのですが」・・と様々な提案が。
二度目の業者は、「こういうことはできないのですか」
と聞くと、こういう仕組みでこうこうなっているのでこれは出来ません。
と出来ない理由を専門用語を交えて長々と述べられます。
そんな事は聞きたくありません。
聞いているうちに「わかりました」と言わざるを得ません。
理屈で無理やりYESを言わされても何か気持ち的にしっくりはきません。
二度とこの業者に頼む事はないでしょう。
どうしても出来ない場合、出来ない理由よりも、まずは「すみません」という感情を伝えてほしいものです。
何より大切なのは、お客様の希望に応えてあげようという姿勢。
お客様視点に立ち、なんとかしてあげようという気持ち。
上司と部下の関係においても同じ事がいえるのかもしれません。
「こういう理由で無理だ」
「こういう理由で無理です。」
即答でこう答えられたらもう何も言う気は起きません。
上司からも、部下からも、出来ない言い訳はいりません。
なんとか努力してできる方法を考える事、それこそが仕事ではないでしょうか。
今日の立場は逆でしたが、普段はお客様にサービスする立場です。
そして部下にとって私は上司です。
意識して仕事に取り組もうと思いました。
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